2026.5.21 コラム

子どもの反対咬合(受け口)矯正はいつから始める?年齢別の治療法・費用・放置リスクを矯正認定医が解説

「うちの子、下の歯が上の歯より前に出ている気がする…」「反対咬合って言われたけど、矯正はいつから始めればいいの?」
お子さまの噛み合わせについて、そんな不安を感じている保護者の方は少なくありません。

反対咬合(受け口)は、小児の不正咬合の中でも早めの対応が大切だといわれる歯並びのひとつです。1〜2歳のうちは自然に治る可能性もありますが、3歳を過ぎても改善しない場合、そのまま放置すると顎の成長バランスに悪影響を及ぼすことがあります。

「まだ様子を見ていて大丈夫?」「割り箸で自分で治せるって本当?」「費用はどのくらいかかるの?」この記事では、そうした保護者の方の疑問に対して、子どもの反対咬合の原因から年齢別の治療法、費用の目安、放置した場合のリスクまで、なおき矯正歯科・小児矯正歯科の院長(吉田なおき)が分かりやすくご説明いたします。

お子さまの噛み合わせが気になっている方にとって、治療について前向きに考えるきっかけとなれば幸いです。

目次

反対咬合(受け口)とは?子どもに見られる症状と特徴

反対咬合(受け口)とは?子どもに見られる症状と特徴

反対咬合とは、一般的に「受け口」と呼ばれる噛み合わせの状態を指します。受け口は、下顎の成長が上顎の成長に対して大きい「下顎前突」の方に多く見られます。

反対咬合とは、噛んだときに下の前歯が上の前歯より前に出ている状態のことです。保護者の方は、お子さんが笑ったときの口元や、仕上げ磨きをしてあげる際に気づくことが多いでしょう。上下の前歯の噛み合わせが逆になっている場合は、反対咬合の可能性が高いです。

反対咬合は人口全体の中では決して多いわけではなく、約3%の割合で見られます。しかし、その見た目の特徴から本人が違和感を覚えたり、周囲から指摘されたりすることも多く、矯正治療を希望される患者さんとして反対咬合で来院されるケースは少なくありません。

また、3歳児健診では約4〜5%の子どもに反対咬合が指摘されるというデータもあります。3歳頃はまだ噛み合わせが安定していない時期でもあるため、一時的に反対咬合になることも多く、大人よりも反対咬合の方の割合は多く感じます。

反対咬合の2つのタイプ:「歯の傾き」と「骨格のずれ」

反対咬合には、原因によって大きく分けて2つのタイプがあります。①歯の傾きが主な原因となる反対咬合と、②骨格が主な原因となる反対咬合の2つです。

①は「歯性の反対咬合」と呼ばれ、骨格自体は受け口ではないものの、上の前歯が内側に、下の前歯が外側に傾くことで反対咬合になっている状態です。

②は「骨格性の反対咬合」と呼ばれ、上下の顎の骨の位置関係が受け口であるために、歯の噛み合わせも反対咬合になっている状態です。

①の歯性の反対咬合は歯の傾きを改善することで対応できますが、②の骨格性の反対咬合は骨格そのものから改善する必要があるため、治療の難易度が高くなります。そのため、成長期を利用した治療が非常に重要となります。

また、①「歯性の反対咬合」と②「骨格性の反対咬合」は同時に起こる場合もあります。そのため、矯正治療を進めるうえでは、反対咬合の原因を正確に把握することが重要であり、レントゲン撮影などによる診断が欠かせません。

さらに、反対咬合にはもう一つ重要な分類として「機能性反対咬合」があります。機能性反対咬合とは、リラックスして噛んだ際に前歯の先端同士が先に当たってしまい、その干渉を避けるために下顎を前方にずらして噛むことで起きる反対咬合のことです。

機能性反対咬合では、下顎を前にずらして噛む習慣があるため、本来の骨格以上に受け口の評価をされてしまうことがあります。また、上下の前歯同士の干渉によって、もともとの歯の角度が変化し、上の前歯は内側に、下の前歯は外側に傾くことで、歯性の反対咬合と同様の状態になることもあります。

「うちの子、反対咬合かも?」と思ったときのセルフチェック

自宅でできるセルフチェックとしては、まず奥歯をしっかり噛み合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも前に出ていないかを確認してください。

また、反対咬合でなくても、横顔を見たときに下顎が前に出ている「受け口」のようなお顔立ちの場合は、骨格的に受け口である可能性があります。

反対咬合の程度を見分ける簡単な基準についてご説明します。奥歯でしっかり噛んだ状態では反対咬合であっても、下顎をリラックスさせて軽く噛んだときに、上下の前歯の先端同士がコツンと当たる場合は、骨格性の受け口ではなく、歯性の反対咬合である可能性が高いと考えられます。

歯性の反対咬合であれば、早期に治療を行うことで、比較的容易に改善できる可能性が高いです。

とはいえセルフチェックだけではご不安でしょうから、当院では無料でお子様のお口の歯並び相談も行っています。ぜひお気軽にお越しください。

子どもの反対咬合の原因

子どもの反対咬合の原因

反対咬合になる原因は、大きく分けて「遺伝的な要因」「後天的な要因(お口の癖)」「歯の生え方の問題」の3つがあります。

どの要因が関係しているかによって、治療のアプローチ方法も異なるため、非常に重要なポイントとなります。

ここでは、それぞれの原因について分かりやすくご説明していきます。

遺伝・骨格による原因

反対咬合が起こる最も大きな要因の一つは、骨格が受け口(下顎前突)であることです。骨格そのものが受け口である場合、下の前歯が生える土台からすでに前方に位置しているため、反対咬合になりやすくなります。

また、反対咬合と密接に関係しているのが、受け口の骨格の遺伝です。出っ歯や受け口、歯並びの乱れなど、さまざまな不正咬合がありますが、その中でも受け口は比較的遺伝しやすいといわれています。

ご家族や親戚に受け口の方がいらっしゃったり、過去に受け口の矯正治療を受けた方がいる場合、その骨格的な特徴がお子さんに遺伝することもあります。

「家族に受け口の人がいるけれど、子どもも同じようになるのではないか」と不安に感じる方も多いと思います。必ずしも骨格が遺伝するわけではありませんが、遺伝する可能性があるという点を理解しておくことで、もし矯正治療が必要になった場合にも、前向きに取り組みやすくなっていただければ幸いです。

私たち矯正歯科医は、ご家族の骨格や歯並びを確認し、問診を行うことで、お子さんがどの程度受け口になる可能性があるのかを予測するための参考としています。

歯の生え方・生え変わりによる原因

前歯が生えてくる際に、上の前歯が内側に傾いて生えてきた場合、上下の前歯の傾きのバランスが崩れることで、反対咬合になることがあります。

乳歯から永久歯へと生え変わる時期は、前歯の生える角度によって噛み合わせが大きく変化しやすい時期です。そのため、もともと乳歯で反対咬合が見られる場合でも、永久歯への生え変わりのタイミングは治療のチャンスとなります。

この時期には、比較的簡単な矯正治療によって、永久歯が生えてきた直後に適切な方向へ歯の傾きを調整し、反対咬合になるのを防ぐことが可能です。その結果、永久歯での反対咬合を未然に防ぐことにつながります。

口呼吸・舌の癖・指しゃぶりなどの後天的な原因

口呼吸や舌の癖、指しゃぶりは、後天的に反対咬合を引き起こす要因となる可能性があります。これらの癖があるからといって、必ずしも反対咬合になるわけではありませんが、反対咬合に限らず、さまざまな不正咬合の原因となりやすい習慣です。

そのため、これらの癖が長く続いている場合には、できるだけ早い段階で改善し、卒業できるようにすることが望ましいでしょう。

反対咬合の矯正はいつから始めるべき?年齢別の考え方

反対咬合の矯正はいつから始めるべき?年齢別の考え方

反対咬合は、出っ歯や歯並びの乱れ(叢生)などの他の不正咬合と比較して、早期に矯正治療を開始することで、治療効果を得やすい場合があります。

ただし、お子さんの年齢や歯の生え変わりの状況、さらに反対咬合のタイプ(歯性・骨格性)によって、最適な治療開始時期は異なります。そのため、「この年齢から開始すべき」と一概に言うことはできません。

以下では、年齢別にどのように考えるべきかについてご説明します。

1〜4歳:まだ様子を見てよい時期

乳歯が生えそろう時期であり、いわゆる子どもの歯列が完成する時期です。この頃は、噛むときの顎の位置もまだ安定していない場合があります。

そのため、しっかりと噛んで食事ができていれば、歯並びについて過度に心配する必要はなく、基本的には経過を見守ることが大切です。

また、この年齢では矯正治療で対応できることも限られているため、無理に治療を行うのではなく、様子を見る時期といえます。

5〜6歳:骨格に原因がある場合は早期治療を検討する時期

この時期になると、顎の噛む位置も安定し、お子さんが反対咬合である場合には、保護者の方もはっきりと認識されていることが多くなります。噛み合わせが安定してしまうと、自然に反対咬合が改善する可能性は大きく低下します。

骨格的なずれが大きくない場合には、プレオルソなどのマウスピース型装置を用いて、早期に噛み合わせを改善し、上顎の成長を妨げないようにすることが大切です。

また、幼稚園の歯科検診などで受け口(反対咬合)を指摘された場合には、一度、矯正歯科専門の医院で診察を受けることをおすすめします。

>>プレオルソについて詳しくはこちら

6〜8歳:永久歯の生え変わりに合わせた治療の最適時期

歯性や機能性の反対咬合に対しては、比較的簡単に改善できる可能性が高い、重要な時期です。

特に、上の前歯が乳歯から永久歯に生え変わる6〜8歳頃は、反対咬合の治療にとって非常に大切なタイミングです。この時期であれば、生え変わったばかりの上の前歯を前方に傾けることで、比較的容易に反対咬合を改善できる可能性があります。

一方で、骨格性の反対咬合の場合、永久歯が反対咬合の状態で生えてきた場合には、自然に改善することはほとんどありません。6〜8歳頃は、まだ上顎の成長の余力が十分にある時期であり、上顎の成長のピーク(9〜10歳頃)を迎える前に治療を開始することが重要です。

この時期に、上顎を前方へ成長させるような治療を行うことで、反対咬合の改善を目指します。このタイミングを逃してしまうと、矯正治療でできることが徐々に限られてしまうため、お子さんに反対咬合が見られる場合には、6〜8歳頃までに矯正歯科専門の医院で一度相談されることをおすすめします。

>>子どものマウスピース矯正について詳しくはこちら
>>子どものワイヤー矯正について詳しくはこちら

9〜12歳:上顎の成長を活かせるラストチャンス

上顎の前方成長は9〜10歳頃にピークを迎えるため、この時期を過ぎると、成長を利用した治療は難しくなります。また、顎の成長スピードにはお子さんごとに個人差があるため、成長の余力を経過観察しながら、それぞれに適した治療を進めていくことが大切です。

軽度の反対咬合であれば、ワイヤー矯正やマウスピース矯正によって歯並びの精密な調整を行い、前歯の噛み合わせや見た目を整えていきます。

一方で、骨格的なずれが大きい場合には、顎の成長がある程度落ち着くまで経過を観察し、その後の治療方針を慎重に検討していくこともあります。

13歳以降:永久歯列が完成してからの治療

この時期は、上顎の成長がピークを過ぎて徐々に止まっていく段階にあり、顎の成長を利用した治療は難しくなります。また、永久歯がほぼ生えそろい、全体の歯並びを整える本格的な矯正治療を検討する時期でもあります。

一方で、下顎は「晩期成長」といって、この時期以降も成長する可能性があります。そのため、永久歯の矯正治療を開始するタイミングについては、慎重な経過観察と精密な分析が重要となります。

骨格的なずれが大きい反対咬合の場合には、将来的に外科的矯正治療が必要となることもあります。「もう遅いかもしれない」と感じる場合でも、一度矯正歯科専門の医院に相談することで、現在の状態に応じた治療の選択肢を整理し、今後の方針を明確にすることができます。

>>外科的矯正について詳しくはこちら

反対咬合を放置するとどうなる?

反対咬合を放置するとどうなる?

反対咬合は、噛み合わせが安定した後は、基本的に自然に改善することはありません。「まだ乳歯だから大丈夫」「そのうち治るかもしれない」と考えて放置してしまうと、将来的にも反対咬合が続く可能性が高くなります。

大人になっても反対咬合が残っている場合には、手術を伴う外科的矯正治療が必要となることもあります。また、反対咬合によって上顎の成長が抑制され、下顎がさらに前方に出ることで、受け口の印象がより強くなることも考えられます。

さらに、前歯で食べ物を噛み切ることが難しくなったり、噛む力や発音に影響が出たりする可能性もあります。

子どもの反対咬合の治療法と使用する装置

子どもの反対咬合の治療法と使用する装置

お子さんの反対咬合では年齢や反対咬合のタイプによって使う装置や治療法が異なります。
ここでは代表的な装置や治療法についてご説明します。

プレオルソ(5〜7歳頃)

プレオルソ(5〜7歳頃)

やわらかいマウスピース型の装置で、就寝時+日中1時間の装着が目安です。歯を直接動かすのではなく、舌やお口まわりの筋肉のバランスを整え、噛み合わせの改善を促す装置で、ワイヤーなどに比べてお子さまへの負担が少ない装置です。

費用の目安:55,000円(税込・当院の場合)

>>プレオルソについて詳しくはこちら

マウスピース矯正(8〜14歳頃)

マウスピース矯正(8〜14歳頃)

透明で目立ちにくいマウスピースを用いて歯を動かす治療法です。取り外しができるため清掃しやすく、学校生活でも見た目を気にせず過ごせることがメリットです。永久歯の前歯が4本生え変わった8〜10歳頃から使用できる場合があります。近年はマウスピースで骨格的な受け口にもアプローチできる治療法が少しずつ出てきており、従来ワイヤーでしか対応できなかったケースにも選択肢が増えています。装着時間の自己管理が必要なため、保護者のサポートが大切となります。

費用の目安:495,000円(税込・当院の場合)

>>子どものマウスピース矯正について詳しくはこちら

フェイスマスク(上顎前方牽引装置)(6〜11歳頃)

フェイスマスク(上顎前方牽引装置)(6〜11歳頃)

上顎の前方への成長を促す装置です。お口の外にお面のようなフェイスマスクを装着し、ゴムの力で上顎を前方に引っ張ることで反対咬合の噛み合わせを改善する装置です。骨格性の反対咬合では不可欠な装置であり、ワイヤーやマウスピースと併用して上顎の前方への成長を促します。上顎の成長がピークを迎える9〜10歳頃までの使用が効果的であり、6〜8歳ごろに使用を開始することが多いです。主に自宅で就寝中に装着するため、学校などに着けていく必要はありません。

費用の目安:440,000円(税込・当院の場合)

>>ヘッドギア・フェイスマスクについて詳しくはこちら

床矯正(8〜12歳頃)

床矯正(8〜12歳頃)

取り外し式の拡大装置で、上顎の幅をゆっくり広げて歯が並ぶスペースをつくります。上顎が狭い場合に有効です。床装置単独で反対咬合の改善は難しいことが多いため、他の装置と組み合わせて反対咬合を改善していきます。

費用の目安:440,000円(税込・当院の場合)

>>床矯正について詳しくはこちら

ワイヤー矯正(8〜14歳頃)

ワイヤー矯正(8〜14歳頃)

ブラケットとワイヤーで歯を精密に動かす方法です。歯の傾きや位置を細かく調整できるメリットがあります。歯性の反対咬合のように歯の傾きを直す必要がある時に使用します。全ての歯をコントロールできるので、混合歯列期から永久歯列期まで幅広く使用される装置です。

費用の目安:I期治療 440,000円(税込・当院の場合)

>>子どものワイヤー矯正について詳しくはこちら

実際に当院で反対咬合の治療を行っているケースについて

実際に当院で反対咬合の治療を行なっているケースをご紹介します。

治療例①:6歳(治療経過)|反対咬合で上の前歯が見えないと気になっていたケース

治療前
治療前
治療後
治療後

幼稚園の年長さん(6歳)のお子さんで、「最近、歯科で受け口と言われた。反対咬合で上の前歯が見えない。受け口の見た目が気になる。」というご相談がありました。

前歯の噛み癖が関係している反対咬合と判断して、前歯部の反対咬合の改善を目的に小児矯正(プレオルソ)を開始しました。

開始から3か月で反対咬合が改善しました。今後は全体の歯並びを整えていく予定です。

項目内容
治療開始年齢5歳
治療期間治療開始から3ヶ月(治療途中)
治療内容小児矯正(プレオルソによる治療)
治療費用矯正治療費:55,000円
リスク・副作用装置装着初期に、痛み・違和感が出る場合があります。装着時間が不足すると、治療期間が延びることがあります。

>>6歳(治療経過)|反対咬合で上の前歯が見えないと気になっていたケース

治療例②:小学校低学年(治療経過)|反対咬合と受け口が気になっていたケース

治療前
治療前
治療後
治療後

小学校低学年のお子さんで、「反対咬合と受け口が気になる」というご相談がありました。

前歯の噛み癖が関与している反対咬合と判断し、前歯部の改善を目的に小児矯正(プレオルソ)を開始しました。

開始から1か月で前歯の反対咬合に変化が見られ、今後は全体の歯並びを整えていく予定です。

項目内容
治療開始年齢7歳
治療期間治療開始から1ヶ月(治療途中)
治療内容小児矯正(プレオルソによる治療)
治療費用矯正治療費:55,000円
リスク・副作用装置装着初期に、痛み・違和感が出る場合があります。装着時間が不足すると、治療期間が延びることがあります。

>>小学校低学年(治療経過)|反対咬合と受け口が気になっていたケース

子どもの反対咬合の矯正費用の目安

子どもの反対咬合の矯正費用の目安

お子さまの反対咬合の治療費用は、原則として自費診療(健康保険適用外)となります。費用は、使用する装置やお子さまの症状によって異なります。

当院では、反対咬合の改善に使用する装置の種類に応じて、主に以下の2つの費用プランをご用意しております。

・ワイヤー矯正(ワイヤーを用いた装置を主に使用する場合):440,000円(税込)
・マウスピース矯正:495,000円(税込)

お子さまの症状によって適した治療方法は異なりますが、できる限り症状や生活スタイルに合わせた治療方法をご提案いたします。

当院での費用一覧

項目費用(税込)備考
初診相談料0円無料
検査診断料44,000円
プレオルソ55,000円調整料:0円
小児矯正ワイヤー(I期)440,000円調整料:5,500円/回
子どものマウスピース矯正495,000円調整料:0円
保定装置料27,500円片顎あたり
保定観察料3,300円1回あたり

※I期→II期移行時は差額のみ

>>治療費用について詳しくはこちら

反対咬合の治療で保護者がサポートできること

反対咬合の治療で保護者がサポートできること

反対咬合は見た目にもわかりやすいため、「何とかしてあげたい」と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

「親として何をしてあげればよいのだろう?」と考えたときに、日常生活の中で気をつけられることやサポートできるポイントがあります。

また、親御さんの立場で矯正治療中にどのような点に気を配ることで、治療をよりスムーズに進めることができるのかについても、あわせてご説明していきます。

お口の癖に気づいてあげる

口呼吸や指しゃぶり、舌を前に出す癖、爪噛みなどの咬み合わせに悪影響を及ぼす癖を見つけた場合は、反対咬合などの不正咬合となる可能性が増えることがあります。日常生活の中でお子さんのお口の癖に気付いた場合は、早めに矯正歯科に相談するといいでしょう。

装置の装着時間をお子さまと一緒に管理する

プレオルソやマウスピースなど取り外し式の装置は、決められた装着時間を守ることで効果が発揮されます。また、装着時間は長ければ長いほうがいいです。「今日はいいか」や「後でつけよう」と装置を使わない日や時間が増えてしまうと、せっかく使っている装置の治療効果が下がってしまいます。お子さまが矯正装置を楽しく続けられるように、毎日の習慣の中に矯正装置をつけるタイミングを組み込んであげることが大切です。上手につけられたらカレンダーにシールを貼ったり、うまく続けられる習慣をご家族で考えてみましょう。

子どもの反対咬合でよくある質問

子どもの反対咬合でよくある質問

Q.反対咬合の矯正治療は痛いですか?子どもが嫌がらないか心配です

反対咬合の治療で使う矯正装置は、痛みが少ないものが多いです。

マウスピースやフェイスマスクといった装置は痛みが出にくい装置です。痛みが出やすいワイヤー装置を使う頻度は比較的少ないです。調整後の数日間は違和感を感じることもありますが、徐々に慣れていきます。

Q.治療期間はどのくらいですか?

反対咬合のタイプや症状、矯正治療開始の年齢によって異なりますが、I期治療の目安は1〜2年程度。プレオルソによる早期治療は数か月〜1年程度で噛み合わせが改善するケースもあります。永久歯への生え変わりを見ながら、最終的には大人の歯を全て揃えるところまでを14歳頃までの完了を目指す治療計画を立てることが多いです。個人差があるため、検査を行なった上で具体的な治療期間をお伝えします。

>>子供の反対咬合の症例①
>>子供の反対咬合の症例②

Q.3歳児健診で反対咬合を指摘されました。すぐに治療が必要ですか?

3歳児健診での指摘は決して珍しいことではないので、過度に心配しなくて大丈夫です。ただし、3歳を過ぎた反対咬合が自然に治る可能性は低いため、一度矯正専門の歯科医院で診てもらうことをおすすめします。お子さまの状態に合わせて、すぐに治療を始めるか経過観察にするかを判断します。ただし、3歳では使える装置にも限りがあるので、5、6歳ごろまで経過観察になる場合もあります。

>>初めての方へ

Q.親が受け口ですが、子どもにも遺伝しますか?

受け口の骨格は遺伝の影響を受けやすいと言われています。親御さんやご親戚の方に受け口の骨格の方がいる場合には、将来的にお子さんの骨格もより受け口になる可能性があります。遺伝をなくすことはできませんが、将来的な骨格の傾向を予想することで、反対咬合の矯正治療をより正確に治療方針を立てることができます。遺伝が気になる場合は、一度矯正歯科で噛み合わせをチェックしてもらうと安心です。

まとめ:子どもの反対咬合は早めの相談が治療の選択肢を広げます

まとめ:子どもの反対咬合は早めの相談が治療の選択肢を広げます

子どもの反対咬合(受け口)は、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせで、「歯の傾き」が原因の場合と、「骨格のずれ」が原因の場合があります。特に骨格性の反対咬合は、成長とともに受け口が強くなることがあるため、早めの対応が大切です。

特に6〜8歳頃は、永久歯への生え変わりや上顎の成長を活かしやすい重要な時期であり、一度矯正歯科で確認しておくことをおすすめしています。特に反対咬合は、他の歯並びの問題よりも「成長を活かした早めの対応」が大切になることが多い噛み合わせです。

また、反対咬合を放置すると、噛みにくさや発音への影響だけでなく、将来的に骨格のずれが大きくなり、外科的矯正治療が必要になる場合もあります。そのため、「まだ様子見でいいかな」と迷っている段階でも、早めに現在の状態を確認しておくことが大切です。

治療方法には、プレオルソ・マウスピース矯正・ワイヤー矯正・フェイスマスクなどがあり、お子さまの年齢や反対咬合のタイプによって適した方法は異なります。

「うちの子は治療が必要?」「いつ始めるのがベスト?」と気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。なおき矯正歯科・小児矯正歯科では無料矯正相談を行っており、お子さま一人ひとりの成長に合わせた治療時期や方法について、分かりやすくご説明いたします。

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