Mouthpiece Child

子どものマウスピース矯正

ワイヤー矯正は、装置が目立つ、ワイヤーが粘膜に当たって痛むなど、お子さまにとって楽しく過ごせない日もあるかもしれません。なおき矯正歯科・小児矯正歯科では、透明でツルツルとしたマウスピースを使用するお子さまのマウスピース矯正（1期治療）に対応しております。当院では、インビザラインファーストをはじめとした、お子さまの成長に合わせた様々なマウスピース型カスタムメイド矯正装置を取り扱い、矯正中も目立たず、お子さまが笑顔で過ごせる日が多くなるようサポートいたします。

お子さまのマウスピース矯正のメリット

何もつけていないように見える

目立ちにくいマウスピースは、口元の見た目を気にするお子さまに適しています。一見すると何もつけていないように見えるため、矯正していることがほとんど気づかれません。

痛みが出にくい

マウスピースはお口の粘膜を刺激することはほとんどありません。歯もゆっくり動かしていくので、矯正特有の痛みも出にくいです。

遊びや運動の邪魔にならない

マウスピースには金属製のパーツが使われておらず、お口の粘膜を傷める突起物もありません。そのため、お子さまの遊びや運動、楽器の演奏などの邪魔になりにくいです。

食事がしやすい

お子さまのマウスピース矯正の対象年齢は、食育という観点からも重要な時期です。その時に矯正装置による影響を受けない点は、正しい食習慣やマナーを身につける上でも有益です。

歯磨きしやすい

マウスピースは、歯磨きの時にも取り外せます。むし歯リスクが顕著に高まる時期に歯磨きをしっかり行えることはお口の健康維持に寄与します。

お子さまのマウスピース矯正ならではの特徴

当院のお子さまのマウスピース矯正には、従来の矯正治療法とは異なる独自の特徴があります。それは、マウスピースだけで顎と歯列の両方に同時にアプローチできる点です。これにより、お子さまの成長期を最大限に活用し、より効率的な治療が期待できます。

この特徴を、従来の小児矯正（1期治療）で用いられる一般的なアプローチと比較してご説明します。

	お子さまのマウスピース矯正（インビザラインファーストなど）	従来法（床矯正＋ワイヤー矯正）
治療装置	透明なマウスピースのみ	床矯正装置（拡大床）とワイヤー矯正装置
アプローチ範囲	顎の拡大と歯並びの微調整を同時進行	床矯正で顎の拡大、ワイヤー矯正で歯並びの微調整
主なメリット	1つの装置で段階的な治療が可能目立ちにくい取り外し可能で衛生的デジタルシミュレーションで予測可能	顎の拡大に特化できる比較的安価な場合がある
治療の段階	通常、単一の装置で1期治療を完了	1期治療（床矯正）と2期治療（ワイヤー矯正）の連携が必要となる場合が多い
お子さまの負担	目立ちにくく、取り外し可能であるため、心理的・生活面での負担が少ない傾向	装置の種類が多く、段階的に変化するため、慣れるまでに時間がかかる場合がある

このように、お子さまのマウスピース矯正は、マウスピースひとつで顎の成長を促しながら歯並びを細かく整えることができる点が大きな特徴です。これにより、お子さまの成長に合わせた柔軟な対応が可能となり、治療の負担軽減と効率化に貢献します。

お子さまのマウスピース矯正の適応条件

このような特徴から、お子さまのマウスピース矯正の適応は、6歳臼歯と前歯4本が生えてきた混合歯列期に適応されます。この時期より早くても、遅くても適応できないため、歯科を受診するタイミングには十分注意しなければなりません。

こんなお子さまにおすすめです

見た目が気にならない装置を使いたい
矯正で痛い思いをしたくない
矯正中にきちんと歯磨きできるか不安
学校での生活を制限されたくない
いつも通りに食事がしたい

こうした希望を持たれている方で、前歯が生えてくる時期になったら一度、なおき矯正歯科・小児矯正歯科までご相談ください。

お子さまのマウスピース矯正の流れ

STEP01

無料相談（初診カウンセリング）

初診カウンセリングでは、お子さまの歯やお口に関するお悩みをお伺いします。当院では、無料で矯正相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。お子さまのマウスピース矯正に関する質問にも分かりやすくお答えします。

初診でわかること

現在の歯並びの状態
矯正治療の必要性
適した矯正治療方法
矯正後の歯並びの状態

STEP02

精密検査

お口やお顔の写真撮影やレントゲン撮影に加え、口腔内スキャナー（iTero）を用いた精密検査を実施します。デジタルスキャンで取得したデータをシミュレーションソフトに入力することで、お子さまそれぞれに適した治療プランを作成できます。

STEP03

マウスピースの装着開始

デジタルシミュレーションをもとに製作したマウスピースを1日20時間以上装着していただきます。マウスピースの交換は、1～2週間に1回です。1～3ヵ月に1回の頻度で通院していただき、経過の観察や計画の調整などを行います。お子さまのマウスピース矯正の治療期間は、1年半程度が一般的です。

STEP04

矯正治療の完了

治療プラン通りに歯や顎の問題が解決したら、動的治療は終了です。

STEP05

保定処置

歯の後戻りを防止するための保定処置を行います。リテーナーと呼ばれる保定装置をマウスピースと同程度の期間、装着していただきます。

お子さまのマウスピース矯正の注意点

お子さまのマウスピース矯正は多くのメリットを持つ治療法ですが、すべてのお子さまに万能というわけではありません。
以下に挙げるデメリットを伴う点に注意が必要です。

装着しなければ効果が得られない

マウスピースの着脱はお子さまの意思に委ねられます。1日20時間以上の装着というルールを守れなければ、適切な矯正効果は得られません。

マウスピースの管理に手間がかかる

マウスピースは、食事と歯磨きの時に外す、外した時は正しい方法でケアする、紛失や破損を防ぐために適切な方法で保管する必要があるなど、固定式の装置より管理に手間がかかります。

治療開始時期の条件がある

お子さまのマウスピース矯正は、6歳臼歯と前歯4本が生えてきた混合歯列期に適応されます。この時期より早くても、遅くても適応できないため、歯科を受診するタイミングには十分注意しなければなりません。

お子さまのマウスピース矯正に関するご相談

お子さまの歯並びは、成長とともに大きく変化します。当院のお子さまのマウスピース矯正は、お子さまの成長段階に合わせた最適な治療を提供し、目立ちにくい装置で心身の負担を軽減しながら、将来の美しい歯並びへと導くことが可能です。お子さまの歯並びについて少しでも気になる点がございましたら、なおき矯正歯科・小児矯正歯科までお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧にお子さまのお口の状態を拝見し、最適な治療プランをご提案させていただきます。

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