2026.6.19 子どもの矯正治療の症例

小学校高学年(治療経過)|反対咬合と受け口が気になっていたケース

小学校高学年の男の子で、「受け口が気になる」「反対咬合でお肉が噛み切りづらい」というご相談でした。
検査の結果、受け口の骨格傾向に加え、下の前歯が前に傾いていることが反対咬合に関係していると考えられました。
現在はマウスピース装置で治療を進め、開始から5ヶ月で反対咬合に変化が見られ、今後は歯並びの細かいガタつきを整えていく予定です。

▶️子供の反対咬合の治療について詳しくはこちら

ここまでの治療の経過写真

治療前
5ヶ月後

治療内容
子どものマウスピース矯正

治療期間(経過+見込み)・回数
開始から5か月(全体の治療期間は1〜2年の見込み)/現時点で治療開始から5回通院

費用
矯正治療費:495,000円

主なリスク・副作用

  • 装置の使用時間を守らない場合、適切な効果が得られないことがあります。
  • 歯が動くことで、歯根吸収といって歯の根が短くなるリスクがあります。

ご相談時の状態

主なご相談内容

「反対咬合を治したい。」というお気持ちがあり、受け口の見た目と噛み切りづらさについてご相談いただきました。

小学校高学年の男の子のケースです。
主なご相談は、受け口が気になること、そして反対咬合によりお肉が噛み切りづらいことでした。

反対咬合とは、噛んだときに下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせのことです。
見た目だけでなく、前歯で食べ物を噛み切りにくいといった使いにくさにつながる場合があります。

初診時の状態

初診時には、受け口の見た目と、前歯の噛み合わせが反対になっている状態が確認されました。

お口の中を確認すると、上下の前歯の噛み合わせが反対になっていました。
また、見た目としても受け口の印象がありました。

この段階では、見た目だけで判断するのではなく、歯の傾きや骨格的な特徴を確認したうえで、治療方針を考える必要がありました。

検査・診断

行った検査

  • お口・お顔の写真
  • レントゲン
  • 歯型(スキャン)

検査では、受け口の骨格傾向がありました。

詳しく分析すると、受け口の骨格的な特徴が見られました。
また、下の前歯が前方へ傾いていることで、前歯の噛み合わせが反対になっていると考えられました。

つまり、今回のケースでは、骨格的な傾向を踏まえながら、前に傾いている下の前歯の位置や角度に対してアプローチしていくことが治療のポイントになりました。

治療方針

下の前歯が前に傾いていることが反対咬合に関係していたため、その傾きを変えることを目標に治療を開始しました。

今回の治療では、マウスピース装置を使用して矯正治療を進めています。
マウスピース装置とは、取り外し式の装置をお口の中に装着し、歯の動きを促していく装置です。

治療のゴールは、前に傾いている下の前歯の傾きを変え、反対咬合の改善を目指すことです。
装置は取り外しができるため、ご家庭での装着時間の管理と、歯磨きのケアも大切になります。

治療の流れ(経過)

0ヶ月:初診〜検査

現状を整理し、治療の優先順位(まずは反対咬合の改善)をスタートしました。

5ヶ月:治療スタート

マウスピース装置によりわずか5ヶ月で反対咬合の改善が見られました。

現在の課題と、次のステップ

治療開始から5ヶ月が経過し、反対咬合に変化が見られ、見た目の印象にも変化が出てきています。

現在は、反対咬合が改善し、見た目が良くなったことを喜んでくれています。
ただし、治療はまだ途中段階です。

今後は、歯並びの細かいガタつきを整えながら、噛み合わせや歯の並びを確認していく予定です。
歯の動き方や治療期間には個人差があるため、装置の使用状況やお口の状態を見ながら、段階的に治療を進めていきます。

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ご家庭での協力ポイント

治療効果を安定させるために、ご家庭でのご協力が大切になります。

  • マウスピース装置は装着時間を守ることが重要です

▶️子どものマウスピース矯正についてはこちら

治療の詳細

治療開始年齢11歳
治療期間治療開始から5ヶ月(治療途中)
治療内容子どものマウスピース矯正
治療費用矯正治療費:495,000円
リスク副作用装置の使用時間を守らない場合、適切な効果が得られないことがあります
歯が動くことで、歯根吸収といって歯の根が短くなるリスクがあります。

まとめ

小児矯正では、歯を並べることだけでなく、成長段階や骨格の傾向、前歯の傾きなどを確認しながら、今できる治療を考えていくことが大切です。

今回のケースでは、受け口の骨格傾向に加え、下の前歯が前に傾いていることが反対咬合に関係していると考えられました。
そのため、マウスピース装置を使用し、下の前歯の傾きを変えることで、前歯の噛み合わせの改善を目指して治療を進めています。

治療開始から5ヶ月の時点で反対咬合に改善が見られ、今後は歯並びの細かいガタつきを整えていく予定です。

▶️受け口の矯正は8歳が分岐点!成長期にできる治療と将来のリスクとは?

この記事の監修者情報

吉田 尚起

日本矯正歯科学会認定医

院長である吉田なおきは、国立大阪大学歯学部、および同大学院にて矯正治療を専門に学び、博士号を取得。大学病院にて7年間にわたり研鑽を積み、300症例以上の矯正治療に携わってきました。

自身も歯並びのコンプレックスを克服した経験から、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや心身の健康を考えた治療を心がけています。

歯科医師全体の約3%しか取得していない日本矯正歯科学会認定医として、お子様から大人の方まで、未来の笑顔をサポートします。

〒560-0056 大阪府豊中市宮山町1丁目1−47

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